Catalina上のVirtualBoxで仮想マシンが起動しない問題

 Mac OSの10.15 Catalinaが公開されまして、さっそくうちのMacBook Proもバージョンアップしました。30分ほど放置で完了です。ちょこちょこと変わっているところはありますが、これからなれていこうと思います。
 CatalinaにしてひとつVirtualBoxでトラブルがありました。前のMac OSで問題なく使えていたバージョン6.0.12で仮想のWindowsマシンを起動するとクラッシュします。

仮想マシン"vm"のセッションを開けませんでした。

The VM session was aborted.

終了コード : NS_ERROR_FAILURE (0x80004005)
コンポーネント: SessionMachine
インターフェース: ISession {c0447716-ff5a-4795-b57a-ecd5fffa18a4}

のような感じです。VirtualBoxの再インストールなどもしましたが変わらずクラッシュ。どうしたものかといろいろと試して、VirtualBoxのマネージャーの仮想マシンリストを右クリックで表示される起動メニューからヘッドレス起動を選択して仮想マシンのウィンドウが表示されない状態で起動できました。プレビュー画面で仮想マシンの起動を確認してから、同様の右クリックで表示を選択すると問題なく仮想マシンのウィンドウが表示可能です。いったん起動できればその後の再起動はウィンドウ表示そのままでも大丈夫みたいです。仮想マシンの電源OFFからの起動時だけの問題なのかもしれません。

 仮想マシン側のVBoxVGAの設定かもと思って他のコントローラーで起動してみましたがやっぱり不安定です。起動できてもクラッシュしたり。とりあえずうちの環境ではヘッドレス起動にて回避できそうなので当分はこれでしのごうと思います。

追記

 10月16日付けで公開されましたVirtualBoxの6.0.14で、この問題は解決したようです。