そういえば個人使用で無償化となるVMware Fusion Playerはどうなった。と調べるとすでに公開されていました。
Mac上の仮想Windowsはかなり前にVMware Fusionを使っていたのですが、毎度の更新に費用がかかるのでVirtualBoxへ乗り換えた経緯があります。VirtualBoxは無料なのに高機能で必要十分のソフトウェアなんですが、USBメモリーへのファイルアクセスが止まったり、クリックを連打するとクリックが効かなくなったりと、なかなかなおらない不具合があるのも確かです。今回Fusionが無料で使えるようになったので、久しぶりに使ってみることにしました。
ライセンスの取得からインストールイメージのダウンロードまで、こちらの記事が参考になりました。まだVMwareの日本語サイトは対応しておらず、さらに通常使いのChromeではうまくいかず、Safariで登録とダウンロードできましたが、これはChromeでサードパーティCookieを禁止しているからかもしれません。
インストールは特に問題なく完了。VirtualBoxの仮想マシンの移行ですが、Fusionでそのまま読み込めなかったので、移動はあきらめて新たにいちから仮想マシンを作成して、OSのインストールからやり直すことにしました。もとからデータはサーバにあって、少しのアプリをインストールしているだけですし。
そして仮想マシンの使い心地はそれほど変わった感じはありません。USBメモリへ大量にコピーしたときに止まらず安定しているのはさすがですね。これだけでも乗り換えた恩恵があります。MacのRetinaディスプレイで高解像度のため、仮想Windows側で300%の拡大表示になっています。たしかVirtualBoxではWindowsではなくVirtualBoxがウィンドウを拡大表示していたように思います。でもOffice 2007のインストールウィンドウのサイズがおかしくなったほかは特に問題なく使えています。これは高解像度ディスプレイに対応したWindows 10の適用力なんでしょうが。
MacBook Proは未使用時はスリープして使っていますが、仮想マシンがおかしくなるようなこともなく安定しています。このへんはVirtualBoxでも同様でした。この先も使い続けられそうなFusion Playerです。