GoogleドライブをローカルのUbuntuにRcloneでバックアップをとる件で、接続にGoogle CloudでGoogle Drive APIを有効にした自分用のプロジェクトを作成して、認証情報をOAuth 2.0にしてそのシークレットで接続できるけど公開ステータスがテストだと7日後に再認証が必要となる。
公開を本番環境にするにはGoogleへの申請、YouTubeへの説明動画などが必要で個人でするにはハードルが高い。結局はRcloneの共有ユーザーで接続する。というのが前回までのお話。
共有ユーザーなので1日の接続数に限度があり、うちの場合は2回目でエラーとなります。また個人的なファイルをやりとりしているのに共有ユーザーを使うのは、たぶん問題ないけれど気持ちがよくない。将来的に活用するにためにも個人でも本番公開するためにいっちょやってみるかとChatGPTに相談すると、本番への移行は申請が必要で具体的な動画の内容や作成方法も推奨されました。
とその前に、GoogleのことなんだからGeminiにいっぺん相談してみようと尋ねると個人で使うぶんには申請不要との結論でした。さらに詳しく尋ねて実際のところ以下の感じです。
Google Cloud Consoleで公開ステータスを本番環境にすると
アプリの検証が必要です。情報の設定が完了したら、審査のためにアプリを送信してください。
と出るけど、これはそのまま放置。
Rcloneの初期接続時に、ブラウザ経由の認証画面で下記のように
このアプリはGoogleで確認されていません
との警告が出ますが、詳細を表示してプロジェクト名(安全ではないページ)に移動をクリックして、次のページでも
このアプリはGoogleで検証されていません。
との警告が出ますが、そのまま続行で接続可能となります。
これで独自のクライアントIDで、Googleドライブに無期限で接続できるようになったと思います。できるようになってからRcloneのドキュメントを見直すと申請なしに使えることは書いてありましたね。わかってから読み取れる意図でした。