うちのジムニーの走行距離が2万kmを超えまして、そろそろエンジンの点火プラグの交換かなと思うようになってきました。説明書によると
と一応、イリジウムプラグとのことですがこちらやこちらにあるように一般寿命タイプなので2万km。軽自動車では高回転のためその半分ぐらいとメーカが宣伝しています。まあスズキでも初回3万km、以降2万kmぐらいが推奨みたいです。
で2万kmとなったところで交換してもよさそう。ということで例によってネットで検索です。定番の日本メーカーとしてNGKかデンソーのどちらか。普通のプラグはおもしろみがないのでやっぱり高性能のものとなるとNGKはプレミアムRXプラグ、デンソーはイリジウムタフが候補となりました。中でもRXプラグが高価なだけあって評判もよさそうです。イリジムタフが1本の定価1800円に対しRXが2400円とちょっと高めなのですがまあ数百円なのでよさそうなRXプラグを選択しました。アマゾンで1800円ちょっとしますね。 さらに検索してみて今回はYahoo!ショッピングのプロツールショップヤブモトから購入しました。送料を含めた価格と店の評価数から決定です。メール便送料込で3本4240円でした。ちなみに売り場のページには送料無料とありますけど、それなら3本4240円が3で割り切れず端数が出る理由はなんなんでしょうか。まあそんなことは気にせず購入しましたけど。
ジムニーJB23のプラグ交換方法については、先人の方々がネットに情報をあげているのでそれを参考にします。必要な工具としては16mmのプラグレンチと10mm、8mmのソケットレンチでしょうか。10mmのレンチかめがねレンチもあったほうがいいと思います。あとはソケットレンチのエクステンションバーの長さ各種ですかね。インタークーラーのカバーを外すのに3番のプラスドライバーも必要です。
ネット情報では簡単に交換できるとあったのですが、意外と手こずりました。
まずはインタークーラーのカバーのねじ4ヶ所をプラスドライバーで外します。次にインタークーラーを外すのですが、固定している10mmのボルトはすぐ外せたのですが、インタークーラーに接続されているホースがなかなか抜けません。ホース固定の金属ベルトをゆるめたもののホースががっちり食いついている感じです。手前のインタークーラー出口側ホースにマイナスドライバーを差し込んでちょっとづつ固着をはがしてなんとか外れました。こうなると奥の入口側ホースは外れたインタークーラー自体をひねってホースから外す感じです。
次にエンジン後部側にあるインタークーラーの固定台を3ヶ所のボルトをゆるめて場所をずらせるようにします。この固定ボルト。奥の2本はせまいところにあるので難しいです。車体右側のはソケットとエクステンションバーをうまく組み合わせて、左側のはめがねレンチで外せました。
イグニッションコイルのカバーは4ヶ所のボルトで固定されているので取り外し、そしてイグニッションコイルを固定しているボルトを外してイグニンションコイルを抜きます。奥のは外すのにコネクターを抜いておいたほうがいいとの情報もありましたが、このコネクター、固くて外せるのかよくわからず、上記固定台をゆるゆるの状態にしておいたのでコードをつなげたままで抜けました。
ようやく点火プラグが見えるところまできました。プラグを外すのにKTCの16mm薄肉タイプB3A-16SP を使ったのですが、プラグがかなり奥にあるので高さがぜんぜん足りません。200mmぐらいのエクステンションバーを使って取り出せました。
工場出荷時の点火プラグはデンソー製でした。2万kmなので周辺にカーボンがたまっていますが電極近辺はきれいなもので摩耗もそれほどなさそう。そしてRXプラグを取り付け。締め付けトルクの指示がありますが、説明書にあるように締まってから1/2回転でOKとしました。3本とも交換してあとは取り外したものを順番にもとに戻して完了。エンジンをかけて問題ないことを確認しましました。
作業時間は2時間弱。簡単な方の作業だとは思いますが結構かかりました。次やるとすれば半分ぐらいの時間になる感じ。手間と工具がない場合はそれを購入する費用とか考えればお店でやってもらうのもありかもしれませんが、自分でできることは自分でするという観点でやってみておもしろかったです。
ちょっと近所を走らせましたが、それほど劇的な変化ではないですが、エンジンの力強さが少しあるかなと思いました。これからさらに寒くなってきますので、朝の始動がどんなかもみてみたいですね。