USBモバイルバッテリーで車のバッテリー保持

 1年ほど前、自動車用のジャンプスターターバッテリーを購入して、スターターだけでなくバッテリー交換のときのバックアップとしても使えるかもと期待したのですが、製品の性格上、12Vが出るのは始動のときだけで交換作業中ずっとは無理っぽいことが判明しました。その後は車に積んだり家に置いたままになって活用していませんでした。
 バッテリー交換時のバックアップとしてモノタロウでOBDII対応メモリーバックアップという製品を購入しまして、これはOBDII端子に接続してそこからバッテリー取り外し時の電力を保持する仕組みです。9Vの乾電池か別途用意した別のバッテリーを接続して使います。最初は説明書どおり9Vの電池を用意しようと考えていたのですが、ふとUSB出力を9Vに変換するケーブルがあれば活用していないジャンプスターターのバッテリーにUSB出力があってモバイルバッテリーとしても使えるようになっているので、ジャンプスターターを電源として使えるかもと探してみると、5VのUSBからの電力を得るため9Vや12Vへ変換するケーブルがやっぱりあります。出力はよくあるACアダプターのDCプラグで外径5.5mmの中央プラスと、特に工作なしでメモリーバックアップ本体に接続可能みたいです。早速アマゾンでLANMUというメーカの商品を購入。送料込みで799円でした。LANMU USB DC電源供給ケーブル 5V-9V/5V-12V 電源ケーブル USB→DC(外径5.5mm内径2.1mm)電源供給ケーブル 5.5*2.1と5.5*2.5通用 長さ1m(5V To DC 9V) 決めてはそこそこのレビュー数があって評判も良さそうだったからです。
 今回9Vへの変換にしたのですが、メモリーバックアップが9Vからの対応でしたので、むだに12Vにするよりも9Vでそのぶん長く使えたほうがいいだろうとの判断です。この前のJB23Wジムニーのリアルームランプ取り付け時に使ってみましたが余裕でメモリーバックアップできました。なんせFH-9400DVSがバッテリー接続がなくなるとラジオ局の局名表示を忘れるという謎の仕様があって再設定がめんどうなので助かりました。
 ということでモバイルバッテリーのUSB出力から9Vに変換するケーブルを使って、自動車のバッテリー取り外し時のメモリーバックアップを実現した話題でした。