仮想用のイメージファイルを作成してEFIファイルからBIOSをアップデート

 VMware ESXiを稼働しているPowerEdgeBIOSのアップデート時はDellSupport Live Image(SLI)で起動して、OSがLinux向けに用意されているBINファイルからアップデートしていました。BIOSアップデートにはEFIファイルを用いる方法もありまして、調べてみたらこちらのほうが手間が少なそうなのでやってみました。
 FATでフォーマットしたメディアを準備する必要があり、iDRACのリモートから操作するので仮想イメージをマウントする方法とします。こちらのページを参考にLinux上でイメージファイルを作成します。具体的には

# /sbin/mkfs.msdos -C /var/tmp/bios.img 100000

にて、100MB弱のFATフォーマットのbios.imgファイルを作成。次に以下のようにマウントしてEFIファイルをイメージファイルにコピーして完了です。

# /bin/mount -o loop /var/tmp/bios.img /mnt
# /bin/cp /home/foo/BIOS_N7CR0_EFI_2.8.2.efi /mnt
# /bin/umount /mnt

 これでEFIファイルを含んだイメージファイルが作成できました。
 あとはiDRACで仮想メディアをマウントして、こちらの方法にてEFIからのBIOSアップデートを実行。更新後は自動的に再起動してBIOSが新しくなりました。