VMware Server 2.0のコンソールへのショートカット機能

 VMware Server 2.0になって、サーバーへのアクセスがWebベースになり仮想マシンのコンソールを開くのに、IEでサーバーに接続して、対象の仮想マシンのコンソール起動画面を開いて、ここをクリックしてようやくコンソールが表れるという手順を踏まなくてはならず面倒だ。と思っていたのですが、よくよく見れば一発でコンソールを開く方法を元から用意してくれていました。
 Web Accessにて各マシンの状態を見るSummaryのところに、Commandsという枠があり、この一番下にGenerate Virtual Machine Shortcutというのがあります。これをクリックするとWeb ShortcutとDesktop Shortcutの2種類を作れるとのこと。Webの方はコンソール画面を起動するURLが指定され、これをコピペしてブックマークに入れておくとかすればすぐにその仮想マシンのコンソール起動画面が開けれるようになります。そしてDesktopの方はデスクトップ上にショートカットのアイコンができて、これは仮想マシンのコンソールそのものを一発で起動できます。超便利。
 デスクトップのショートカットの方は中身は

"C:\Program Files (x86)\Common Files\VMware\VMware Remote Console Plug-in\vmware-vmrc.exe" -h serverhost:8333 -M 16

とのことで、-M 16というところが、vmware-vim-cmdコマンドにてvmsvc/getallvmsを実行したときに表示されるVmidみたいです。
 正直、この機能を知らずにコンソールを開くのに今まで時間をロスしてて、VMware Server 2.0ってなにがいいんだろう。1.0の方がずっと使いやすいよと思っていました。調査不足でしたねぇ。
 あとは、Web Access仮想マシンの設定をいじっているときなどWebサーバへのアクセスが集中するとき、たまにIEとの接続が切れてしまうことがある点が改善されれば完璧ですね。Web経由で十分使えます。