会社のWindows Server 2008 R2ドメインでWindows 7のタスクをグループポリシーで作成したのですが適用されない問題がありました。クライアント側に以下のようなログが残っています。
ログの名前: Application
ソース: Group Policy Scheduled Tasks
イベントID: 4098
タスクのカテゴリ:(2)
レベル: 警告
キーワード: クラシック
ユーザー: SYSTEM
説明:
グループポリシーオブジェクトのコンピューター' '基本設定項目は、エラーコード'0x80070005アクセスが拒否されました。'このエラーは非表示にされました。で失敗したため適用されませんでした
検索してみるとファイルやフォルダーのアクセス権に問題ありかもとのことですが、タスクの実行時に使うユーザーアカウントはDomain Adminsに属するユーザーなんで基本は大丈夫なはずで、該当マシンでいろんなところのアクセス権を変えてみましたけど変化ありません。ほかにタスク設定の共通タブのログオンユーザーのセキュリティコンテキスト（ユーザーポリシーオプション）内で実行するのチェックを外せとありますが、ここは元からグレーアウトして選択できない状況です。
さらに調べてみるとこちらのページを発見。実行時に使うユーザーアカウントをSystemにすればよいとのことです。詳しくはユーザーまたはグループの選択で場所をBuiltinにして、SYSTEMで名前の確認。するとユーザーアカウントがNT AUTHORITY\Systemとなります。これでタスクの設定を完了すると、クライアント側でグループポリシー適用時に問題なくタスクが登録されました。
Domain Adminsユーザーではタスクの登録がダメでSystemならOKなのかはよくわかりませんが、上記ログでユーザーがSYSTEMになっているところがそうなのかもしれません。こういうものだと思って従おうと思います。
