iPhoneのWi-Fiテザリングは5GHz不可

 ネットがつながらない環境でPCのセットアップをしたのですが、最近ではソフトウェアの入手も認証もインターネット接続が当然となっているじゃないですか。入手は別マシンでダウンロードしたりするのですが、認証はマシンそのものでの接続が必要となります。
 LANでのインターネット接続はあきらめて、他の方法としてiPhoneのインターネット共有を使ってとなるとWi-FiBluetoothかUSBケーブルでの接続かになります。PCにWi-FiBluetoothもないとUSBケーブルでの接続が一番簡単なのですが、WindowsマシンではiTunesのインストールが必須となります。まあiTunes全てではなく、その中に含まれているAppleMobileDeviceSupport.msiがあればいいのですが。ネット情報ではこれにプラスしてまずはAppleApplicationSupport.msiを入れろとのことでしたが、うちのWindows 10ではAppleMobileDeviceSupport.msiのみのインストールでiPhoneでのインターネット共有が可能になりました。
 目的は達成したのですが別途ソフトウェアを入れる必要があるのでWi-Fiのアダプターを使えばもっと簡単に共有できるな。と調べてみると例によってアマゾンで無線LAN子機はP-LinkのTL-WN725Nが一番人気みたいです。ここで素直にこれを買っておけばよかったのですが、さらに調べてみて、同じようにTP-LinkのArcher T1U [ASIN:B01M0GDDBK:image:small] を見つけました。こちらのほうが5GHz専用ですが11acなどに対応してて高速なようです。価格は倍以上違いますがヨドバシカメラで1500円程度だったので購入。日本メーカのよりかなり安く入手できました。
 届いて早速Windows 10マシンで試してみるとインターネット共有できません。全くアクセスポイントも見つからない状況。そこでさらに調べてみるとiPhoneWi-Fiを使ったインターネット共有は2.4GHzのみ対応のようです。
 1500円の5GHz専用子機は別の機会に使うとして、改めて2.4GHzの子機 TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル TL-WN725N を購入することにしました。700円でした。ヨドバシカメラでは取り扱いなくアマゾンでの買い物なので送料かかるかと思いきやこれだけ注文しても送料無料でした。なんかのキャンペーンなんでしょうか。商品ページでは送料無料になった理由はわかりませんでした。まあともかく届いて同じくやってみると、こちらは問題なくiPhoneとインターネット共有できました。しかもドライバーのインストールも不要です。5GHzのT1Uはドライバーの導入が必要だったのですが、2.4GHzのTL-WN725NはWindowsが元から対応しているようです。最初からこちらにしておけばよかったです。
 iPhoneWi-Fiを使ったインターネット共有は周波数に注意をというネタでした。

追記

 2020年に発売されたiPhone 12からは5GHzでもテザリング可能となっています。