Mac OSでのVIrtualBoxアップデートは現在危険な状態

f:id:b3g:20190517221125p:plain

 VirtualBoxの最新版6.0.8が13日付けで公開されていました。Changelogはこちらから。
 いつものように上書きインストールしてみるとインストールできませんでしたとのメッセージが出てインストールが完了しません。前もなにかセキュリティ設定であったような気がすると調べてみると、さらに状況は悪いようでこちらの記事を見つけました。要は先日のMac OS Xのアップデート後、VirtualBoxのインストールができなくっており現在、対応中とのことです。
 回避策はないこともないようですが、システムの深いところを変えるようでちょっと様子見ですかね。しかし現状VirtualBoxのマネージャーは6.0.8で起動するものの、インストールが途中終了しているので仮想マシンは立ち上がらくなってしまってます。前のバージョンも残っておらず、どうにも使えない状況。早めの対応を望みたいところです。

追記

 やっぱりVirtualBoxで仮想のWindowsマシンが使えないと不便なのでこちらの記事を参考にSystem Integrity Protection (SIP)を無効化してみました。リカバリーモードでしかコマンドを受け付けないので、Macを再起動して起動時にcommand+Rでリカバリーモードに入ります。ターミナルを起動してcsrutil disableを実行。再起動して完了です。

 これでVirtualBoxのインストールができるようになりました。そして再びcsrutil enableで元に戻せば完了かと思いきや、仮想マシンの起動がエラーになります。csrutil disableの状況では仮想マシンが起動しますので、インストールだけではなくVirtualBoxを使う上でも常にcsrutil disableの状況じゃないとダメみたいです。

さらに追記

 こちらの情報によると23日付けの6.0.8から問題対応してインストールできるとのこと。うちの環境でもcsrutil enableの状態でインストール、仮想マシンの起動ともにできました。

 ただ6.0.8のパッケージファイルについてはビルド番号も変わってなくて変化点がわかりません。ちょっとした入れ替えだったのでしょうか。