物置を建てる

 ジムニーのタイヤホイールセット交換を計画中なのは何度か書いています。そこで問題になるのが、外したタイヤホイールをどうやって保管するかという点です。最初はビニールなどの袋に入れて、直射日光が当たらないような家の敷地のすみに半野ざらしでもと考えていました。その反面、以前から物置の必要性は感じていまして、主に家の中では保管しづらい脚立とか洗車道具などを入れたいとも考えていました。
 今回が物置を購入するいい機会だろうと先日の連休中にいろいろと調べまして、まずはサイズですが、圧迫感から高さはそれほど必要ではありません。1mぐらいで十分。そして幅と奥行きですがジムニーのタイヤ保管となると純正サイズで直径が700mm弱。これを保管する物置は余裕をもって内寸で750mmぐらいは欲しいです。タイヤの保管の場合縦積みか横積みがあるのですが、こちらの記事によるとホイールに付けたままだと縦置きは接地面の変形があるので、基本は横積みがいいようです。となると物置の奥行きも750mm以上は必要となってきますね。まあ縦置きでも定期的にタイヤを移動すれば接地面の変形は防げると思いますが。
 希望するサイズの物置をネットで検索しまして、安いものからブランドの高いものまでいろいろとありますが、種類が多いぶん詳細に検討するのはめんどうなので、ここは間違いが少ないだろうという理由で大手のブランド品にしました。中でもヨドコウエスモがサイズも豊富で、なにより扉が3枚なので広く開けられてタイヤなどの大きなものを出し入れするにも便利そうです。
 奥行き内寸750mm以上となると900mmのが候補に。このサイズだと幅1350mmのは高さが1959mmと大きく、幅1500mmのは高さ1501mmのがあって高さはこの辺が最低ライン。同じく幅1650mmで高さ1501mmのもありますが、幅はそれほど必要ないので結局は幅1500mm、高さ1501mm、奥行き900mmのESE-1509Eが最終候補となりました。定価9万円ちょっと。ネットで検索すると6万円ぐらいが相場みたいです。ヨドコウ ESE/エスモ ESE-1509E PW 小型物置 『屋外用収納庫 DIY向け ESD-1509Eのモデルチェンジ』 プレシャスホワイト
 購入する物置は決定し、例によってネットで注文も考えたのですが、近所のホームセンターで聞くだけ聞いてみようと連休最終日の5/7に行ってみたらちょうどセール中で59000円ちょっとと悪くない値段でしたのでその場で注文してしまいました。家までの配達はなしとのことでしたが、軽トラの貸出をしているので、まあ家で待っておくよりは自分の都合で運べるのも利点といえば利点ですね。
 連休明け注文で2週間ぐらいかかると言われていたのですが、金曜日の晩に入荷したとの連絡があり昨日の土曜日に取りに行ってきました。全部で100kg以上の荷物ですが主要部品ごとに梱包が分かれていてそれぞれが20kgぐらい。借りた軽トラの荷台に余裕をもって積めるサイズでした。
 そして日曜日の今日組み立てです。説明書どおりにブロックの土台の設置から、床面、側面、天井、背面と組み立てます。一人でやったのですが、なんとかぎりぎりの作業となりました。背面を組み込むまでは不安定なので気を使います。側面に脚立を置いてそれにもたれるようにするのですが気休め程度でした。背面のパネルを入れるようになればかなり安定しますので、ここまで休みなく一気に組み立てる感じですかね。地面との固定はM10の250mmぐらいのボルトを土にさして、そこに固定金具を締め付けて固定としました。本来ならばモルタルを流し込んだりコンクリートにアンカーを打つべきなんでしょうが、上方向はともかく水平方向の固定はこれで十分かなと考えています。まあ、説明書を読みながら、休み休みで3時間ぐらいで完成となりました。慣れれば2時間もかからないと思います。
 ひとつ誤算だったのが色は家の外壁と合わせて白色を選んだのですが、これって扉の色だけなんですね。側面はすべてグレーとなっています。外から物置をみてまず目に入るのが側面なので白色は関係なかったです。今、カタログを見ればその通りなのですが。
 工具は付属していますが自前の10mmソケットのレンチを使いました。わりとボルトの本数があるのでラチェットはあったほうがいいですね。ただ本当にこれだけあれば十分で、あとはブロックの配置にメジャーを使ったぐらいです。物置を組み立てるってそうそうないことだとは思いますが、ヨドコウの物置は、わかりにくい組み立てしづらいといったこともなくいいと思います。立て付けもちゃんとしてますし。それと可能ならば2人で作業したほうがいいですね。