IPv6の一時アドレスを有効に

 IPv6でインターネット接続できるようになってわーいと喜んでいたのですが、IPv6 testというサイトにアクセスするとIPv6での接続情報を見られてそのうちのIPv6アドレスの項目で、アドレスは自動設定でベンダー情報はAppleだね、というふうに出ていました。
 そういえばIPv6のアドレスはハードウェアのMACアドレス情報から自動設定されるんだったなぁ。うちのMacOS X 10.6.8だけどWindowsみたく匿名の一時アドレスが有効化されていないんだ。とMacで一時アドレスの有効化についてあわてて調べたわけです。
 こちらのサイトを参考に/etc/sysctl.confというファイルに

net.inet6.ip6.use_tempaddr=1

と追加してマシンを再起動して完了です。これでインターネット接続には一時アドレスが優先されるようになりました。
 改めて調べてみると高木浩光さんの日記に4年も前に指摘されていることでした。リアルタイムで読んでいたはずですが忘れていました。
 Macは一時アドレスがデフォルトで有効ではありませんでしたがiPadは有効になっているようです。最新のMac OS、Lionではどうなんでしょうね。