Ryzen7 5800Xマシンのマザーボード交換

 うちのRyzen7 5800Xマシンですけどマザーボード3年ほど前に交換したASUSPRIME A520M-A。安定して使えていたのですが交換することにしました。理由のひとつがビデオボード用をのぞいてx1のPCIeのスロットしかないこと。あとこのマザーボードではPBO項目がなくてECOモードでの運用ができません。
 自分の中の実績からASUSマザーボードを選びたかったのですが、安くてMicro-ATXでx4以上のPCIeをもつものが見当たらず、昔インテルCPUを使っていたころは好んで使っていたASRockの方に目を向けるとわりと低価格帯のマザーボードでもPCIeのx16が使えます。だいたい11千円台ぐらいから購入できますが、今回はアマゾンポイントもあるので高耐久をうたったB550M Steel Legendとしました。18100円ぐらいでした。

 週末に届いて休みの日に交換です。外して入れ替えるだけなので注意しておけば特に問題なく。と思っていたのですが、わりと問題が発生しました。
 ひとつはCPUの補助電源がATX12Vの8ピンのみだったのが8ピンと4ピンとなり接続すべき線が増えたことです。これはたままたま1年ほど前に交換していた電源ユニットが対応していてケーブルもあったので解決できました。電源の接続先が増えるとは考えてもいなかったので事前に全く調査していませんでした。
 次にこのマザーボード、M.2 SSDマザーボード据付の放熱プレート下になるよう取り付けるようになっています。でも現状のものは別途ヒートシンクを接着してしまっていました。このままでは新しいマザーボードSSDが取り付けられません。付けても今度はチップセットの放熱一体のプレートが付けられず、これはこれで問題ありそう。かなりしっかり接着していたのですが、カッターナイフの刃を入れるようにして無理矢理取り外せました。ヒートシンクが外れて確認できたのですが、なんとこのSSD7年近く前に購入したintelSSD 600pでした。もう別の面で寿命かもしれませんがまだ使います。
 組み立てが終わり最後、電源を入れて5分ほど待っても無反応状態となりあせりました。マザーボードにPost Status Checkerという赤色LEDがあるのですが点灯しっぱなしです。やっぱりSSDが問題ありそう。これまためんどうだな。といったん電源を完全に切って、再度、電源を入れると今度は普通に起動してやれやれです。
 で、まずはUEFIの画面を見たいと、起動時にキーボードF2キーかDELキーを押して入れるはずなのですがそのままSSDUbuntuが起動してしまいます。起動すればキー入力できます。どうも電源ON時のみキーボードが有効になっていない感じです。あ、これはUSB 3.0とかドライバーの問題ではと思うにいたり、キーボードの接続先を青色から黒色のUSB端子にすることで初期から有効化できました。FAQなような気もしますが、マザーボード直のUSB端子でも起動時有効になっていないものがあるっているのはめずらしいように思います。
 あとは普通に以前のままUbuntuが起動して使えています。LVMで2台の物理HDDを論理ボリュームを作っていますがUUID指定してたためか、なにもせずに使えるようになっていました。ネットワークのデバイス名がenp7s0からenp4s0に変わっていたぐらいで、これは/etc/netplan/00-installer-config.yamlを書き換えたのみで対応完了です。
 今負荷かけて数時間たちますが、安定して大丈夫そうです。